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2024.10.07

先月から川根町で始まったプロジェクト、

「高木医院様 広場整備工事」

 

以前保育園があった名残の、木々や土管。

懐かしい景色は、毎年背丈ほどの草がボーボー!刈っても刈ってもキリがない状態でした。いつも外部の方に有料でお願いしていたそうですが、真夏の草刈りは熱中症の危険があり(依頼先がシルバーさんなので、なおさら)頼みにくく。また、何十年も剪定をしていない木々の落ち葉や、落果の片付けも大変です。

このままでは維持が難しいと相談を受け、弊社で整備することになりました。

 

それでは、ビフォーアフター写真で進捗状況をご紹介します。

 

《ビフォー》

着工直前の、草刈りしてから三ヶ月目の広場↓

このまま放っておけば、あっという間に広場は背丈ほどの雑草に覆われ、道路にはみでた草が通行の邪魔になります。どんなに暑くても(むしろ暑い季節のほうが)雑草は元気ですね。

 

まずは、全体的に雑草を刈ります↓

この状態では、まだ土の中に根っこが残っています。次に生えてくるのを防ぐために、根っこごと、厚さ4cm以上(実際には10cm以上)土を鋤き取ります。

というのも、鋤き取ったあとに強力な薬剤(除草剤)を撒くのであれば鋤取りは約4cmでいいのですが、

■お子様や高齢者が通院する病院の敷地内である

■健康被害のリスクが高い薬剤を使いたくない

■除草剤の影響を受ける樹木が多い広場である

以上を考慮し、10cm以上鋤き取りしたところに薬剤の代わりの砕石をギュッと敷き詰め、更にその上に「草なしくん」という防草剤を施すことにしました。

また「防草シートを使いたくない」というのは、お施主様のご意向です。実際に、病院建築時に防草シートを施したところから雑草がニョキニョキ伸びてしまい、ガッカリしたそうです。

 

《アフター》まだ施工途中です。

木々の剪定、根っこを含めた土の鋤取り、土管の位置調整、新たな低木植栽、レンガ敷きなど、工事は着々と進んでいます。

 

中央の穴は、テーブル付きベンチ。

大きな木の向こう側(病院側)に、カーブしたサークルベンチを設置します。

そして、除草のための薬剤が一切入っていない防草剤『草なしくん』を敷き詰めます。人にも環境にも安全な材料を選ぶ基準は「住むほどに健康になる大井建設の家」と同じです。

 

防草剤『草なしくん』の詳細・工事の続きは、あらためてご紹介します。

※11月10日(日)に開催予定「広場のお披露目マルシェ」の詳細も、後日発表します。