秋晴れの10月 構造見学会を開催しました
静岡市駿河区にて、建築中の「0宣言の家 構造見学会」を開催いたしました。
おかげ様で、10月22日(土)23日(日)ともに晴れ!遠くは掛川市・菊川市・浜松市からもお越しくださいました。ご来場の皆さま、ありがとうごございました。
写っている床は2階の下地。完成後見えなくなる下地だからこそ、劣化する危険性が高い合板を使いません。なぜなら、薄いベニヤ板を接着剤で貼り合わせた合板は「透湿性」がなく、湿気による劣化が危ぶまれるからです。
弊社では、床下地に無垢ボードを使い、この上に杉などの無垢床を重ねて2階の床を仕上げます。
構造見学会の直前に2日間かけて「セルローズファイバー」を吹き込みました。吹き込むスペースを作るため内壁に不織布を張り、専用のブロワー(吹込み機)を使って施工します。
この不織布は、セルローズファイバーを吹き込む時に一緒に入り込んでしまう空気を外に逃がせる素材です。そのため、セルローズファイバーを隙間なく詰めていくことが出来ます。
吹き込み名人の仕事は、インスタグラムのリール動画でも視聴できます。
また、構造見学会では、基礎に施す断熱も公開しました。コンクリートは熱を伝えやすいため、ベタ基礎の外周、立ち上がりから内側へ約1メートルに発泡ウレタン系の断熱材を施します。
ちなみに、この日、外断熱の「ネオポール」は室内で出番を待っていました。
ネオポールは、クアトロ断熱に欠かせない「外断熱」の住宅資材です。このネオポールに特殊なメッシュ(右下の白いメッシュ)を貼ると、強くてしなやかな外断熱材になります。
断熱性能が高く、長持ちする材料でつくられた 静岡市の「0宣言の家」
1月末の完成が楽しみです。
大工と左官が丁寧に仕上げる弊社の「0宣言の家」は、建築途中を見学することが可能です。(現場監督に伝え担当者が案内いたしますので、必ず事前にお問い合わせください)
工程の全てを公開することにより、お施主様だけでなく今後「0宣言の家」建築をお考えのお客様にも安心安全な家づくりをお伝えしたいと考えております。